ロイヤルコーチマンを巻く

ドライフライ-dry flies-
ロイヤルコーチマンタイイング動画

ロイヤルコーチマン雑感

ロイヤルコーチマン。美しいフライ。ただ、少しハードルが高いパターンだと思います。
クイルウイングの立ち上げ、ゴールデンフェザントティペットの取付け、2枚重ねのハックリング。(1枚でも良いですが)これらの工程は、他のパターンを巻き慣れていないと、なかなか難しい…。
各ステージのボスが一気に押し寄せてくる感じ。美しく巻きたいという心をへし折りにかかってきます。
僕自身、ロイヤルコーチマンのタイイングはめちゃ苦手!
その上、正直そんなに使用頻度は高くない…。それにもかかわらずたま〜に巻きたくなるのよねぇ…。そんなフライ。
たまにしか巻かないから一向に上達しないのです。困ったものです。

個人的に好きなフォルムは…

さて、現段階で僕がカッコいいと思っているロイヤルコーチマンのフォルムですが、ボリューミィなピーコックハールに対して、キュッと締まったレッドバンド。そんなメリハリのあるボディに仕上げるのが好みです。まあ、ここらへんは好みが分かれるところかとは思いますが…。

あと、ピーコックハールですが、ダイドグリーンやダイドブルーなんかを使用しています。
これは、ナチュラルよりも色合いが鮮やかだから。ゴールデンフェザントの鮮やかな色合いに負けず劣らずって感じです。
そこへ真っ赤なシルクフロスを巻いて派手派手マテリアルだらけ!にもかかわらず、お互いケンカせずに全体の色合いがまとまっているのは、コーチマンブラウンという落ち着いたカラーのハックルが一役買っているのでは…なんて思っています。

フックについて

ちなみに、テイルのゴールデンフェザントティペットですが、浮力はそんなに高くありません。ですので、動画ではTMC100を使用していますが、もうひと回り細軸のフックがオススメです。
じゃあ、なんで細軸のフック使わなかったんだよ!って話ですが、

ロイヤルコーチマンにはブロンズフックのほうが映える気がしたから!なんとなく!

そんな理由です。

ロイヤルコーチマンで贅沢なひとときを…

ロイヤルコーチマンが一体何をイミテートしているのか…そんなことは不粋な考えなのかもしれません。とにかく美しい。ただそれで良いと僕は思っています。美しい渓流に美しい毛鉤を流すなんて最高の贅沢です。

今までロイヤルコーチマンを使用したことのない方も、「昔は使ってたけど最近は…」なんて方も是非今シーズンはお気に入りの渓に浮かべて見てはいかがでしょうか。

動画内で紹介しているバリエーションです。
動画内で紹介しているバリエーションです。
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